合併処理浄化槽について


水質汚濁の主な原因は生活雑排水です
   

  河川や湖沼が、家庭から流れる台所排水や洗濯排水等(生活雑排水)で汚されています。単独浄化槽は、水洗トイレからの汚水(し尿)のみを処理する浄化槽ですので、生活雑排水は処理されずに河川などに流れ込んでいます。
 単独処理浄化槽を設置している家庭から放流される汚れの量は、し尿の13グラムを約65%を除去した5グラムと、処理されない生活雑排水の27グラムの合計32グラムです。


自然を守る合併処理浄化槽


  小型合併処理浄化槽の性能は、BOD除去率90%以上、処理水質BOD20mg/L以下です。各家庭に設置できる小規模な装置で、下水処理場の二次処理と同程度の処理が可能となりました。
 水域の汚染を防止するために、平成13年4月1日より浄化槽法が改正され、水域を汚す単独処理浄化槽の設置が原則禁止されました。また、現在設置されている単独処理浄化槽を合併処理浄化槽に設置替えするよう努めなければならなくなりました。川や海を守るために、単独処理浄化槽の使用をやめ、合併処理浄化槽を設置されるようお願いします。





合併浄化槽についてもっと知りたい 
 環境省浄化槽サイト



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